チーフはるはるの想い💪
こんにちは。神戸大学ESSスピセクチーフの柳生遥(はるはる)です。
これからスピセクもブログを始めるということで、一発目を担当することになり、かなり緊張しながら書いてます(笑)。
さて、今回僕が皆さんに伝えたいことは、自分にとって勝負の年になるであろう2018年の目標です。それは大きくわけて3つ。
1. チーフとして、歴代最高の神大スピセクを創ること。
2. 後輩たちが納得のいくスピーチを書き上げるための手伝いをすること。
3. ラストスピーチの完成と悔いのないスピーチ人生にすること。
この3つについて自分の思いを書きたいと思います。
まずは「チーフとして、神大スピセクを歴代最高のセクションにすること」。
歴代最高と言っても、それはひとそれぞれだと思いますが、僕が考える最高とは「その人が手に入れたいと願うものが本当に手に入るセクション」だと思います。
人前で話す技術を向上したい、外国人と会話するために必要な発音を伸ばしたい、オープン大会で自分の力を試し、結果を残したい、などの目標は人によって異なりますが、その全ての目標が叶えられる、また叶えるためのヒントが得られるセクションにしたい。そのために自分の考えや周りの人のアイデアをしっかりと共有し、活かしていくこと、それを何度も繰り返し、メンバー全員で理想のセクションを目指したいですね。
チーフになって、僕自身かなりプレッシャーを感じていた時期があり、気負いすぎて、精神的に疲れることもありましたが、そのたびに仲間たちの存在に助けられています。
忙しくても自分の役割をしっかりこなし、言い訳せず、貢献してくれる。そういった人が支えてくれるからこそ、僕もチーフの役割に専念できていると感じています。僕が、神大スピセクが大好きな一番の理由ですあり、最高のセクションにしたい根本の動機です。
そして、僕にとって歴代最高はもう一つあります。それは
「神大スピセクを強くしたい」
という点です。神大スピセクの知名度は外部から見ると、ハッキリ言ってほとんどない、ノーマークだと感じることがあります。近年、いのしゅんさん、たけやんさん、なすさんなどのJUELや紅葉杯、新島杯といったオープン大会に出場できるスピーカーを数多く輩出してきた神大スピセクですが、それでも外部からは「神大スピセク?有名な人いるかな?」などの反応も多く、僕自身悔しいと感じています。「神大スピセク、最近すごいなー!あのセクションを見習わないとな!」みたいな声が外部から聞けるようになることが目標であり、そういったセクションにできるように貢献することが僕のチーフとしての最後の役目だと思っています。
次に「後輩たちが納得のいくスピーチを書き上げる手伝いをすること」。実は、自分の中で不思議に感じることがありました。スピーチを始めて間もないときは、とにかく自分のスピーチをよくすることに必死で、自分がスピーチをしてるときが最も楽しいと感じていました。しかし、後輩ができ、チーフとなり、スピーカーとしてではなく、大会の運営として、後輩たちのスピーチを聞いたとき、これまでにない感情が自分の中に生まれました。
後輩たちが努力してきたスピーチを披露するのを見るときが、自分がスピーチするよりもわくわくしたこと。自分がアドバイスしてきた後輩たちがプライズを貰ったときが、自分が貰ったときよりもはるかにうれしかったこと。自分の中での一番の驚きです。
スピーチの本質とはこういうことなのかな。人の心を動かし、人を結びつける。内容だけでなく、その人の人間性や楽しんでる気持ち、努力が、いわゆるスピーカー自身が、かけがえのないスピーチなのかなと思います。たった700~900程度の文章にこれほどの力があることがスピーチの大きな側面だと、今になってようやくわかってきました。
だからこそ、より成長した後輩たちの姿を見たい、その手伝いをしたいと思うようになったと思います。もっと彼らとともにスピーチをしたい、もっと彼らのスピーチが聞きたい、でも、いずれ引退のときは必ず来ます。そのときまで、自分たちの勇姿を彼らに見せ続けていたい。それを後輩たちが次の世代につないでいく。想い・勇姿を繫いでいく。それほど嬉しいことはないはず。これから先が楽しみだ。でもまだ夏キャンも残ってるので、もう少しだけ僕たちを支えてください!
最後に、「ラストスピーチの完成と悔いないスピーチ人生にすること」。今もこのブログを書きながら、ラストスピーチについて考えているのですが、今回のスピーチは自分にとって最も重要になることは間違いないと思っています。前期オープン大会に向けて、一番の覚悟を持って書いてます。前期オープン大会出場は僕のスピーチ人生におけるあこがれであり、絶対に達成したい目標でもあるので、そのために入念な準備をしています。
僕がなぜオープン大会をこんなに目指すのか、周りからは疑問に思う人も多いと思います。もちろんオープンで自分のスピーチを披露したい、多くの人に聞いて貰いたいという想いもありますが、僕が一番考えているのは、自分がオープン大会に出ることで、神大スピセクのみんなにオープン大会が夢の舞台でないことを実感して欲しいからです。
「オープン大会は自分には縁のない特別な舞台、自分には無理。」
そういった間違った考えを取り除きたいこと、それが僕を突き動かしています。僕はハッキリ言って、スピーチが上手ではありません。美しい発音ができるわけでも、目を見張るようなデリバーがあるわけでも、スピーチの知識が山ほどあるわけでもありません。才能のかけらもない。
一年のときは、はじめてのレシテーションコンテストで、最も低い点数をとり、ジャッジからは散々なことを言われました。そんな一番スピーチが下手くそだった僕でも、努力すればオープン大会に出場できる、入賞できることを自分なりに証明できたと思っています。「こんな僕でも、オープンに出られる。僕にできてみんなにできないはずがない」、みんなに深く心にとどめて欲しいことです。
長々と書きましたが、これら3つが、僕が引退までに達成したい目標です。これを全て成し遂げることができれば、悔いなく引退できるかな。
これから神大スピセクはさらなる進化を遂げるはずです。歴代最高を目指し、僕も努力を続けていきます!皆さん是非、これからの神大スピセクに期待してください!ありがとうございました。
京都産業大学 荒木杯より♪
同志社大学 KESSA杯より♪